【精霊の守り人シーズン2】8話原作ドラマの違いをネタバレ！チャグムの手紙と登場人物は？

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タルシュ帝国との戦に向けて鎖国を行った新ヨゴ国の帝。

バルサは国境破りの山越えを何度も請け負うことになり
獣道を通り行商人のサイソ家族たちを案内していた。

仕事をしながらもチャグムの事を考えてしまうバルサ。

チャグムが、もうこの世にはいない………。

こんな日が来るのなら、あの時、宮へ帰さなければよかった……。

バルサはロタで心を切り裂かれるような話を耳にして以来
そのときから何をしていてもチャグムのことが頭から離れない。

そうなりながらもバルサは首をふって思念を追い払う。

そんな中、暗闇の向こうから一人の男が近づいて来た……。

男は元新ヨゴ国海軍上級海士オルだと名乗ったうえで
ジンから預かった密書をバルサに手渡した。

バルサは手紙を読み始め顔に喜びの色が浮かぶ……。

だが、あっという間にその色は消え去り厳しい表情で
ジンに返事を書きオルに手渡した。

そしてサイソ家族を無事送り届けた後に旅支度をして
嵐の中、ロタ王国のツーラム港へと向かった。

【精霊の守り人シーズン2】8話原作とドラマの違いをネタバレ！

チャグムがシュガに宛てた感涙する手紙の内容と
天と地の守り人第一部ロタ王国編の登場人物をまとめました。

8話に該当にする原作【天と地の守り人ロタ王国編】登場人物

【精霊の守り人シーズン2】8話ドラマでキャストとして登場する人物と
【天と地の守り人ロタ王国編】の原作では違う人物が登場します。

精霊の守り人シーズン2をもっと詳しく知ってもらう為に
ドラマ8話に該当する原作での主要な人物をご紹介します。

行商人サイソと妻のトキと娘のライ

ロタ王国で護衛士バルサの噂を聞き
国境山越えを依頼する家族連れ。

老親を残していた為に危険を覚悟しながら
バルサの護衛で無事新ヨゴ国への帰途につく。

オル

元新ヨゴ国海軍上級海士。

サンガル虜囚小屋からシュガとともに
チャグムを連れて脱出を図った一人。

後にチャグムが解放されサンガルから
新ヨゴ国へ帰還した船の乗組員だった。

ジンの信頼を得ていたことから真相を聞かされたうえで
命を受け密書を預かりサンガル半島に到着する前に船から脱出！

タンダにバルサが通る山道を尋ね、バルサを探してやって来た。

バルサに会った後、金貨が入った密書をバルサに届けた。

サンガル王・カルナン

サンガル王国の王

タルシュ帝国の侵攻に苦戦し
新ヨゴ国の帝に援軍を求める親書を送ってきた。

チャグムが解放される時にタルファの首飾りを贈呈。

原作小説の中で会話する人物としては登場しません。

ですが、チャグムの行方の鍵を握る
宝石タルファの首飾りを贈った人物として記述されている。

カリーナ王女

サンガル王国の第一王女。国王カルナンの妹。

国王の弟タルサンや第三王女サルーナの姉でもありアドルの妻。

国のためには冷徹さも必要であると考えてる。

チャグムが解放される時に国王とともに宝石を贈呈し
タルシュ帝国との戦況を伝える親書を新ヨゴ国へ送っている。

カルナンと同じ内容で描かれております。

盗品を扱いラファル（月露石）の看板を出している店主

ドラマに登場するオルシの向かいに店を構えている。

バルサに用心棒を叩きのめされたうえで詰問される。

タルファの首飾りをオルシに持ち込んだ人物が
海賊の赤目のユザンだと白状してしまう。

海賊ラゴ

ドラマに登場する赤目のユザンの末弟。

口が軽くチャグムから奪ったタルファの首飾りで儲けた話を
入り浸りの酒場で賭事をしながら吹聴している。

ソドク

タルシュ密偵で呪術師。

ヒュウゴとは長いつきあいで行動をともにしている。

ユザンの海賊船に潜り込み呪術を使用してユザンに近づき
もう少しで白状させるとこまでいく。

ところがバルサに後頭部を殴られ気絶してしまい
両手を縛られて口に猿ぐつわを噛まされる。

【精霊の守り人シーズン2】8話ドラマと原作の違いをネタバレ！

8話に該当する原作での登場人物をお分かり頂けたかと思います。

ドラマオリジナルのシーンと原作との違いですが
タンダとジンがやって来てバルサに手紙を渡すシーン♪

このシーンは原作とは明らかに違うところ………。

原作のバルサはすでに国境破りの山越えを行う護衛士の仕事を開始！

行商人サイソ家族たちからすでに請け負っており
新ヨゴ国へ向かう山道でジンの使者オルに遭遇します。

オルはバルサにジンからの手紙と金貨3枚の入った封書を手渡します。

バルサはその場でジンに返事を書きオルに渡した後に
行商人サイソ家族たちを送り届けて再びロタ王国へ向かいました。

新ヨゴ国では帝から命を受けたチャグム暗殺者は狩人頭のモン。

原作ではジンが暗殺者になっており
実行の功績として年老いたモンの代わりに頭に任命されました。

【私の息子を…………よくぞ殺してくれた…………
　私の代わりに……よくぞ、チャグムを神へと導いた】

帝のセリフとこの後に一粒の涙を流すシーンはドラマオリジナル。

チャグムと確執が溶けない帝の君主としての気持ちと
父親として死を悲しみ人には見せない心の痛みが伝わるシーン。

このシーンは帝の複雑な心境が上手く描き出されてると思います。

次にチャグムが持っていた宝石タルファの首飾りですが
ドラマではタルシュ帝国ラウル王子からの贈り物。

原作ではドラマに登場しないサンガル王のカルナンと
第一王女カリーナからの贈呈品となっております♪

最後にツーラム港にたどり着いたバルサと
ヒュウゴの登場シーンも原作との違いがあり
原作ではセナの登場はありません。

バルサはユザンの弟ラゴが酒場で吹聴しているとこから
盗品を扱う店主までたどって行きます。

そしてドラマに登場するオルシのところへ乗り込むのではなく
向かいの店でオルシに対抗する店主から攻めて行きます。

後はドラマと同じ流れでストーリが展開されていく。

一方、ヒュウゴが登場するシーンもドラマとは違う。

ヒュウゴもチャグムの足取りを追っていて
バルサが訪ねる前に盗品店で聞き込みを行っている。

そして、店に通じる裏通りでバルサとすれ違ってるんです。

もちろんその時にバルサはヒュウゴがヨゴ人だと思うだけで
ヒュウゴの正体まではつかめておりません。

しかしながらバルサはヒュウゴをきな臭く感じてるわけです。

呪術師でヒュウゴと行動しているソドクも登場！

ソドクはユザンの海賊船に潜り込み
呪術を使用してユザンに白状させるとこまでいきます。

しかしバルサに後頭部を殴られ一瞬で気絶した後
両腕を縛られ口に猿ぐつわを噛まさ哀れな姿。

バルサはユザンを追い詰めてすべて白状させた後に
ユザンの船から見える光景から南部大領主の城らしきものを発見！

バルサが尋ねるとユザンはうなずき
チャグムも同じ質問をしたとバルサに呟きます。

バルサはユザンにこれ以上関わるなと告げ
ユザンの船を後にして酒場に赴き賭博師になって
スーアンの城の門衛たちとサイコロ賭博をしている……。

バルサは五晩ほど付き合ってから門衛たちに鎌をかけるが
門衛たちは顔をくもらせ口を閉ざしてしまう。

バルサは確信するが酒場での料理にしびれ薬が盛られていた。

門衛たちが意識を失うと同時にバルサは
四人の武装兵士に取り囲まれてしまいます。

バルサは気を失いそうになるが奥歯を噛みしめ応戦するが
玄関口へ通じる通路で兵士たちに捕まってしまう。

そこにヒュウゴが現れ白い粉をばら撒き
兵士たちと格闘を繰り広げながらバルサと共に脱出！！

その後、ヒュウゴとバルサが二人きりになり互いに話し出す。

ヒュウゴはチャグムをサンガル王国で攫ったことは話します。

しかしタルシュ帝国での処刑の流れや
チャグムの情けを利用した自作自演での画策！

ラウル王子に進言してチャグムを降伏させたことは
ドラマで描かれてるオリジナルです。

ですので、ドラマのようにバルサが
ヒュウゴを殴るシーンは描かれておりません。

このシーンもドラマのオリジナルですが
最終回9話を待ち遠しくさせてくれるには最高のラスト結末！

次回は最終回でのドラマと原作のネタバレの違いをご紹介しますね♪

【精霊の守り人シーズン2】8話ドラマのラスト結末までの
ネタバレとあらすじはこちらからからご覧意ください。

⇒【精霊の守り人シーズン2】8話あらすじネタバレ感想とキャスト登場人物の公開！

チャグムがシュガに宛てた手紙の内容とは！？

そなたは、私が、この道を選んだことを嘆くだろうか…………。

子供のような心で、叶うはずのない夢を追ってしまったと、嘆くだろうか。

シュガ、私は、大人であれば、選ばぬであろう、この道を行くことに決めたのだ。

南の大陸で、私は多くのものを見た。タルシュはまこと、大国であった。

いくら言葉を尽くしても、その目で見なければ、信じられぬほど繁栄を極めた大国だ。

新ヨゴ国など、あの国に比べれば虫けらに過ぎぬ。我らが総力をあげて刃向かっても

彼らの目にはカマキリが、かぼそき斧を振り上げているようにしか見えぬだろう。

シュガ、私は、たしかに愚か者かもしれぬ。私が、もっとも恐れているのは

この道を選ぶことで、多くの民を無駄死にさせてしまうのではないかということだ。

ラウル王子――――あの、傲慢なタルシュ帝国の第二王子が、持ちかけてきた通りに

私は国に帰って、タルシュに降伏し、枝国になる道を、選ぶべきだったのかもしれぬ。

そのほうが、死ぬ者は少ないかもしれぬ。だれが国を治めようが、

民が幸せであるならばそれでよい。枝国になることで民が幸せになると信じられたなら

私は自分の矜持（きょうじ）など捨てて、ラウル王子に従っただろう。

だが、シュガ、私は、その先にある闇を知っている。枝国になったあと

新ヨゴ国の民が、どのような闇に落ちるか、知っているのだ。

枝国にされてしまえば、新ヨゴ国の民は枝国軍の兵士として徴集され

ロタ王国やカンバル王国を攻める道具に使われる。

これまで友であった国々の民を殺すよう命じられるのだ。

ただ、タルシュ帝国の利益のために道具として使われ、友を殺し、友に殺され

その果てにあるのはロタとカンバルの民から恨まれ続ける未来だ。

こんな未来を、私は、民に与えたくない。望んで帝の子として生まれたわけでないし

私は帝になりたいなどとは、一度なりとも思ったことはない。

それでも私は、否応なく国の司としての立場にある。そうであるなら

私は民の幸せのために、おのれができる、最高の選択をせねばならない。

シュガ、わずかだが、希望はある。タルシュ帝国にも弱点があるからだ。

たとえば、北の大陸を攻める権利を握ってるラウル王子を

兄のハザール王子は、なんとか蹴落としたいと思っている。

そのために、私を暗殺しようとしたほどだ。

大国でも、内側に亀裂があるのなら、攻めてはあるはずだ。

ロタ王は、英明な方だ。私は彼の王が、私と同じ未来を夢見てくださることに賭ける。

私は、行く道の先に光を見ている。僅かだが、紛うことなき、一筋の光を…………。

【天と地の守り人第一部ロタ王国編より】

ドラマ6話でチャグム（板垣瑞生）は
タルシュ帝国の第二王子ラウル（高良健吾）に降伏します。

しかしチャグムは新ヨゴ国の民を心から思うがゆえに
タルシュ帝国への対抗策としてロタ王国との同盟を画策♪

新ヨゴ国へ帰還する船から暗い大海原へと飛び込む前に
シュガ（林遣都）へ宛てた感涙する手紙の内容を原作から掲載しました。

チャグムがラウルに反旗を翻す6話のネタバレはこちらからご覧頂けます。

⇒【精霊の守り人シーズン2】6話あらすじとネタバレ感想ラウルの狙いと計略？

8話原作まとめ

精霊の守り人が大好きで、シーズン1からずっと見て原作も読んでます。

原作もドラマも最大の見どころはバルサの強さと隠れた優しさ。

11歳から精霊の卵を宿してしまったチャグムが成長していく姿でしょう。

原作守り人シリーズとドラマがまったく一緒だと面白くないので
それぞれオリジナリティが描かれていますよね～。

父の帝に疎まれ宮から追われて暗殺までされそうになるも
バルサと長い旅をすることからたくましいチャグムが生まれた……。

普通の民ならとてもじゃないけど
暗黒の大海原に一人で飛び込める勇気は持てないでしょう。

将来、国を背負って立つ君主としての自覚が生まれないから当然だと思う。

でも、もし、自分がチャグムの立場ならどうだろう……？

バルサと旅をしながら生きていくうえで
色んな厳しい事を教わり遭遇したとしても果たして
チャグムと同じ決断を下すことが出来るのだろうか……？

おそらく、私自身も、ほとんどの人も出来ないと思う。

なぜなら、バルサやタンダ、逝去した祖父のトーサ
聖導師、シュガなど、いくら周囲の人たち諭されたとしても
内なる神となる潜在意識に浸透させなければならないから……。

それはチャグムのように一念岩をも通す
強い意思の元に成り立ちとてつもなく難しいことだと思うから。

チャグムは心の底から民を思い幸せに願う気持ちが
内なる神の潜在意識の中に刻まれてる。

だからこそチャグムは新ヨゴ国の皇太子として
暗黒の大海原に一人飛び込めたわけなんですよね。

そうでなければ、1海里、約1．6ｋｍもあり
何海里あるか想像も出来ない大海原に浮かぶ島には
とうてい辿り着くことは出来ないでしょう。

フィクションとはいえ、一人の人間としても、皇太子としても
チャグムという素晴らしい青年を最終章シーズン3まで見届けたいですね。

最後までお読み頂き誠にありがとうございました。

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