あらすじネタバレを原作文庫本から大公開!
鳩子の元に別れた恋人へ送る
最後のラブレターの代書依頼が舞い込む。
妻子持ちの園田薫は結婚の約束をしていたが……。
結局、結ばれなかった桜への思いを
普通の手紙にして送りたいと鳩子に告げる。
自分の死というものを本気で考えたら桜のことが引っかかった。
もし万が一命を落とす事態になっても後悔したくない……。
桜に対する園田の気持ちを理解する鳩子は代書を引き受ける。
ところが鳩子は友人のパンティーから
不倫の誘いの片棒を担ぐことになるからと忠告されてしまう。
そして園田の手紙には思いがけない結末が待っていた……。
園田になりきって桜への思いをガラスペンで書き綴る鳩子。
ツバキ文具店4話に描かれてるあらすじネタバレを
原作文庫本とドラマとの違いと共に大公開!
4話で鳩子が園田の代わりに桜に書いた手紙の内容や
ゲストキャストと一緒にご紹介させて頂きます。
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ツバキ文具店 4話 あらすじネタバレ 原作文庫本とドラマとの違い?
鳩子の噂を聞きツバキ文具店にやって来た園田薫(川口覚)。
園田は心の中に永遠に宿っている
昔に別れた幼馴染で恋人への手紙の代書を鳩子に依頼する。
園田自身は幼馴染と結婚の約束をしていたが
結局結ばれることなく別の女性と結婚して子供もいる。
また、手紙を出す彼女の方も
7年前に伴侶を見つけ幸せに暮らしてるという...。
園田は鳩子に事情を話したうえで
自分も元気にしていることを伝えたいと告げた。
それだったら自分でも書けるのに...。
鳩子は心の中で呟き口元ま出かかったが
園田が何か事情を抱えてると察して声にはしなかった。
ここの鳩子の心の声は原作オリジナルです。
鳩子が手紙に書く内容を尋ねると
他愛のない普通の手紙で構わないと園田は答えた。
そして園田は別れた恋人・桜(桜川博子)との
思い出を脳裏に巡らし言葉を継いだ...。
手紙が好きだった彼女は学生の頃に
遠距離恋愛だった時期は毎日のように手紙を送ってくれた。
筆不精の僕がたまに返事を書いて送ると
喜んでくれその気持がえんえんと返事の手紙に綴られ
時には押し花なんかも同封してくれていたんです。
桜が手紙好きだったことや遠距離恋愛のことは
ドラマとは違う原作本オリジナルです。
だけど、今さら自分で書くのは妻に対して後ろめたくて...。
承諾する鳩子に園田は女性の文字で書いてほしい。
そう告げたうえで言葉を継いでいく...。
もしも彼女のご主人が男性の字を見たら
複雑な気持ちになり夫婦関係がぎくしゃくするかもしれない。
そのようなことになってしまっては
彼女の幸せに水を差してしまうことになる。
幸いながら僕の名前は【薫】ですので
もし旦那さんが先に見つけても女友達だと思ってもらえる。
でもって、桜には僕からの手紙だとわかりますから...。
園田が詳細に語り終えると、鳩子は妙に納得した。
鳩子は最後に手紙を送る桜の家の住所と名前を書いてもらう。
彼女の名前がサクラサクラになったと告げる園田は
自分の書いたメモを見て微笑みながら鳩子にぽつりと言う...。
鳩子がメモを見るとそこには【佐倉桜】と書いてある。
園田は鳩子に桜の写真を手渡し後日の約束をして立ち去る。
鳩子は、はーたんからのリクエストに応えるため
ツバキ文具店でチョコレートのパン作りを
友人のパンティー(片瀬那奈)に手伝ってもらう。
パンティーは鳩子に不倫の誘いの
片棒を担ぐことになるからと忠告する。
そしてパンのお礼を告げる鳩子に対し
前から恋してる男爵に会わせてほしいと懇願。
考えた鳩子は男爵とよく出くわす
麦カフェにパンティーと一緒に出かける。
チョコレートパンをはーたん(新津ちせ)に渡す鳩子。
はーたんは大喜びしてカレー店の偵察に鳩子を誘う。
父親の守景さん(上地雄輔)は店で出すカレーのことだと説明。
そのうえで守景さんは鳩子に日曜日だと告げ
鳩子はツバキ文具店が休みなのでと言ってOKする。
鳩子と一緒に行けるはーたんは
父親の守景さんにデートが出来るよと可愛く発言。
そんな中、鳩子の予想通り男爵(奥田瑛二)がやって来た。
パンティーは鳩子に紹介され相席を願い出るが
ぶっきらぼうな男爵に断られてしまう。
男らしい男爵の態度に惚れ直したパンティー。
二人は店を立ち去り鳩子は園田に会いに行く……。
パン作りや麦カフェでの出来事などは
原作には描かれていないドラマオリジナルシーンです。
その後、鳩子は約束していた園田に会いに行く。
園田は桜との思い出の場所に鳩子を案内する。
鳩子は園田に手紙を出す理由を尋ね園田は
命にかかわる病気ではないけどもうすぐ入院して手術する。
自分の人生を見つめ直して本気で考えた時に
心の中で引っかかったのが桜のことだったと告げる。
鳩子は園田との後日の約束を交わしてツバキ文具店に戻る。
そこに魚福の奥さん(大島蓉子)が
鳩子に年賀状の代書依頼を求めてやって来た。
奥さんは先代のカシ子(倍賞美津子)に
毎年依頼していたと告げ鳩子は引き受ける。
そんな中、鎌倉のガイドをしている
白川清太郎(高橋克典)が外人客を連れて現れる。
白川はツバキ文具店に置いてある折り紙に着目して
先代が開いていた書道教室の生徒だったことを鳩子に語る。
色んな折り紙で綺麗な鶴を折ってくれたと言う白川……。
鳩子は白川の言葉から何事にも折り目正しい
先代との食事の思い出を頭に巡らす。
その後、鳩子は外食に出かけ麦カフエに立ち寄り
守景さんとはーたんのことや色んなことを話し距離を縮じめる。
鳩子がツバキ文具店に戻ると
バーバラ夫人(江波杏子)宅で待っていたパンティーが出現!
パンティーは男爵の行きつけの店で張り込み
隣に座ってアプローチしたことを鳩子に打ち明ける。
二人の会話シーンでパンティーは
男爵に恋愛対象の年齢を尋ね男爵は答えた。
男爵『キミや鳩子のようなおぼこ娘には興味がない』
このような出来事からパンティーはやけ酒を飲んで荒れていたのだ。
鳩子に本当は打たれ弱いというパンティー。
バーバラ夫人は月がキレイだから大丈夫、上手くいくと励ます。
パンティーと男爵の出来事も原作にはないドラマとの違いです♪
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園田の死を悲しむ鳩子とバーバラ夫人の幸せのおまじない
翌日、鳩子は待ち合わせていた園田と八幡宮で会っていた。
園田は鳩子に桜は僕とケンカした時や悩み事があった時
よくここへ来てお参りしていたと話した。
そのうえで目の前の大きな大樹を眺め
もう二度と会わなくても桜の幸せを祈ってると呟いた。
そして手紙の内容の確認を尋ねる鳩子に
手紙が完成したらそのままポストに投函してほしいと頼む。
鳩子は園田の桜に対する優しさや
言葉遣い面影などを思い浮かべ手紙の作業に入る。
桜への手紙のイメージが浮かんだ鳩子は
園田の透き通るような優しい心を伝えるために
ガラスペンを取り出しセピア色のインクを吸い込ませた。
紙は葉書サイズの大きさでガラスペンとの相性を考え
ベルギー製のクリームレイドペーパーに決める。
鳩子は再びガラスペンの先をセピア色のインクに沈め
園田になりきって桜への幸せを願いながら手紙を完成させる。
最後に鳩子は指先に蜂蜜を塗って封を閉じ
剥がれないように外国の切手を貼って作業を終了させた...。
日曜日だった鳩子は守景さん親子とカレー店の偵察に出掛ける。
鳩子は店ではーたんからリクエストされ折り紙で鶴を折って見せる。
守景さんは鳩子の和風キーマを食べてレシピをノートにメモ。
二人と別れた鳩子はツバキ文具店帰宅途中に
大声で泣きわめいてる母を必死になだめていた白川を目撃する。
ツバキ文具店に戻った鳩子の元へ魚福のおばさんがやって来た。
鳩子は白川親子の出来事をおばさんに尋ねると
おばさんは認知症を患ってる母の介護で白川も大変だと言った後
年賀状のことを再度頼んでツバキ文具店を立ち去って行く。
それから何日かして園田から現金書留が届く……。
鳩子が中身を見てみるとお代を遥に超えるお金が入っていた。
園田にお礼の電話を掛ける鳩子だったが
鳩子は電話に出た園田の奥さんから耳を疑うことを聞かされる。
園田は昨日、脳の病気で亡くなっていたのだった。
桜に伝えなければと思った鳩子は桜の自宅前まで到着していた。
鳩子は外に出て来た妊娠中の桜と子供を見て
幸せそうに笑ってる桜の姿から園田の言葉を思いだし引き返す。
そんな鳩子は最後に園田と会った八幡宮に立ち寄る。
鳩子は樹木と園田を重ね合わせて
最後のラブレターを託してくれた園田の死を悲しみ涙を流す。
園田の死から桜を訪ね話すことを思いとどまり
八幡宮で涙を流す鳩子のシーンもドラマオリジナルです。
ツバキ文具店に戻って悲しみに浸る鳩子……。
バーバラ夫人は鳩子にアップルパイをおすそ分けする。
鳩子は最後の手紙を託してくれた園田とのことや
桜に会いに行こうとしたことから代書屋として失格だと嘆く。
落ち込む鳩子に秘密を打ち明けるわと口を開くバーバラ夫人。
バーバラ夫人『心の中でキラキラって言うの
そうすると辛いことや悲しいことも
キレイな星空にまぎれちゃうの……』
バーバラ夫人が言う幸せのおまじないを試してみる鳩子。
鳩子が心の中でキラキラって呟くと
不思議な魔法のように心の暗闇が星にまぎれて消え去る。
鳩子は翌日幸せな気持ちではーたんへの手紙を書いていた。
⇒ツバキ文具店 ドラマ 5話に続く……。
ツバキ文具店 ドラマ 4話 ゲストキャスト登場人物
園田 薫(川口覚)
出典:https://www.talent-databank.co.jp/
鳩子に別れた恋人・桜に送る
最後のラブレターの代筆を依頼する。
桜とは結ばれることなく
別の女性と結婚して子供もいる。
病気を患い入院して手術を受ける。
桜(桜川博子)
出典:https://www.talent-databank.co.jp/
園田の幼馴染で昔の恋人。
手紙が大好きで遠距離恋愛していた時期
毎日のように園田へ手紙を送っていた。
現在は伴侶を見つけ幸せに暮らしている。
鳩子が園田に代わって桜に宛てた最後のラブレター
さくら様
毎日、笑っていますか?
きっとあなたのことだから
時々は楽しそうに歌をうたっていることでしょう
僕は元気です
最近は毎週末、小学生になるお転婆娘を連れて
山登りにはげんでいますよ
あなたともたくさん山を登りましたね
一緒に月山に登った時は、すごい悪天候で命がけでした。
今となっては、すべてがいい思い出です。
あなたが幸せでいてくれたら
こんなにうれしいことはありません。
僕も幸せに暮らしています。
体にだけは、気をつけてください。
遠くの空から、あなたの幸せを願っております。
草々
園田 薫
ツバキ文具店ドラマ 4話と原作文庫本の感想
ツバキ文具店ドラマ4話と原作で
最後のラブレターの代書依頼を受けた鳩子。
鳩子は病気を患い手術を受ける園田から
初恋相手で元恋人の桜への変わらぬ思いを手紙に綴るんですね。
原作文庫本を読んでいて素敵な話だと感じたと共に
病気を患い万が一のことを考えた園田が
後悔したくないという切実な気持ちは感涙しました。
ツバキ文具店ドラマ4話では鳩子が涙を流してします。
そして原作では手紙を完成させた鳩子の元に
園田が現れておりませんので悪い予感と胸騒ぎ...。
なぜなら鳩子が桜に宛てた手紙の内容で
遠くの空からあなたの幸せを願っております...。
まるで天国に旅立ったかのような言葉ですが
バッドエンドで結末を迎えないよう願うばかりです。
やはり予想通りドラマでは園田が死去してしまいました。
鳩子が桜に書いた手紙の内容では原作は山登りで
ドラマは自転車に書き換えられていましたね。
私が5話で一番感涙したシーンは何といっても
鳩子が園田と大樹を重ね合わせ涙を流すシーンでした。
この原作と違うドラマオリジナルシーンは
心を持っていかれてしまいじわじわともらい泣き。
そしてバーバラ夫人の幸せのおなじまいで
鳩子が元気になってバッドエンドにならなかった結末は
原作に描かれてるマッチした場面を起用して良かったと思います。
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